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好きな事:散歩、美味しいお店探し
食いしん坊なので、美味しい物を探すのが大好きです。
天気のいい日は、上野だったら美術館にいって、散歩しがてらおそば食べたりケーキを買って帰ったりします。
卒業設計中は、ぬれせんにハマり、栄養剤のようにがんばるときのカンフル剤として愛食していました。 |
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現在「個人」というものが主張される中、改めてコミュニティーの必要性・重要性を考える、というのが大きなテーマです。

「東京都千代田区神田多町2丁目」が今回の計画の敷地です。
この地区は、江戸から大正時代まで青物市場で栄えた地区でありましたが、事業地化によりその面影はほとんどありません。
特に平成の好景気でよる事業地化の影響は大きく,住宅地としての機能は低下しました。定住人口の減少によって、本来この土地にあった町内会を中心とするコミュニティーは衰退しつつあり、居住環境の悪化は進むばかりです。
また、事業所も規模、数共に減少傾向にあり、地区にはバブル崩壊の影響で駐車場やビルの空き室があふれています。
バランスよく機能していた街は、様々な要因でその均衡をくずし、事業地、住宅地としても魅力を失ってしまったのではないでしょうか。
多町は歴史的に職住混在の地域であったこと,建築ストックの規模が比較的小さく、個人で所有できるものが多い地区です。
また現在、経済繁栄の結果、ゆとりができ仕事上の自由や仕事の意義を追求できる人が増えてきており、情報機器の発達、普及により生産手段が個人で容易に手に入るようになり、個人事業を起こしやすい時代になってきています。
そこで問題解決および、地域発展を考慮し、この地区の「職」と「住」の機能的な均衡をはかる建築を計画します。

建物の機能
・soho および共有施設
・住宅および共有施設(αルーム)
・商店
・託児所
・サテライト(秋駐車場に付属施設としてのso および共有施設)
将来の展望
本体にオフィスを構える個人事業者やサテライトを利用する地元の中小企業、個人事業者が事業を拡大するとき、建物内のsoでは小さすぎてしまう。個人事業をサポートする体制の整い、近隣住民もしくは同じ個人事業者のネットワークができているこの地区にあるより大きな面積のビルの空き室を利用する。
その際この地域にあふれている「バブルの傷跡」(ビルの空き室)を利用することで現在神田が抱える問題の一つが解決されるのではないだろうか。
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